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「仕事をやめたいけど次がない!」って思ったことありませんか?
これまでに外資系7社、日系企業に2社に転職した私の場合は、次の5つぐらいが転職活動しなかった理由でしたが、あなたも下の5つのどれかに当てはまりませんか?
- 社内の人間関係が悪くて家に帰ってもストレスで何も考えられない。
- 仕事が忙しすぎて転職活動する時間がない。
- 給料が安すぎて貯金がないので会社を辞めて転職活動なんてムリ。
- すごいスキルなんて持ってないから今よりいい会社に転職なんてムリ。
- 自分の年齢だと転職するのはきっと厳しい。
私が転職活動をしなかった5つの理由は、実はただの言い訳かもしれません。
これらの悩みを解消するシンプルな方法がありました。「今の会社を○○年○○月までには絶対に辞める」と心に誓うこと。それだけで、私の気持ちは強くなり、現在の会社からの脱出を切望するようになりました。
この記事で、仕事を辞めたくても次のステップが見えない時の取り組み方や、転職活動に取り掛かれない5つの理由とその解決策を説明します。
「仕事をやめたいけど次がない!」と思う5つの原因の対処法

今の会社を絶対に辞める、と決めても行動に移せない場合は、転職活動ができない5つの原因にも対処してみましょう。
原因1:職場の人間関係が悪くて家に帰ってもストレスで何も考えられない
対処法
あなたのストレスがもしマックスなら、身近な人に相談して話を聞いてもらうのが最善の策です。人間のストレスの大半は、話を聞いてもらえるだけでもかなり下がります。心の余裕ができたら信頼できる人からアドバイスをもらうのもいいでしょう。
社内の人間関係が上司や同僚からのパワハラのような問題があって精神的ダメージが高い場合、自分を責めてよりつらくなるだけなのでNGです。
NGな行動
無理して相手に歩み寄ろうとする
相手の考え方や立場を理解しようとする
これまで外資・日系企業合わせて10社で働いてきましたが、人間関係が良かったと思う職場はありませんでした。職場では色々な背景をもった利害関係者がいて、役職や部署も違うので、「人間関係が良い職場などない」と思っておいた方がいいでしょう。仲の良い同僚や信頼できる上司がいればラッキーな方です。
給与を上げたかったり、スキルアップしたくて転職する人もいますが、転職する人の大半は人間関係が原因で行動を起こしています。そう考えると職場に対する意識を変えた方が得かもしれません。
具体的な対処法
会社との関係はドライに考える
上手くやれない人とは価値観が違うと割り切る
必要最低限の仕事上の付き合いに徹する
会社が人生の全てではないので、心に余裕がない時はビジネスライクな付き合い方で大丈夫。時間や心に余裕が出来たときに、相手の立場や自分の改善点を真摯に考えられるようになります。
職場での人間関係に悩んでいる方は【職場の人間関係を改善!】深入りしない|6割の距離感で信頼関係を築く3つのコツも参考にしてください。
原因2:転職活動は在職中なので時間がない
対処法
仕事が忙しくて転職活動が出来ないと感じている人は、忙しさが恒常的なら体を壊す前に働き方を見直すべきです。どうしても忙しくて時間がとれなくて転職活動が出来ない人もいると思いますが、在職中に転職活動する方がメリットが大きいので時間の捻出する方法を考えましょう。
恒常的に忙しい場合の解決策
- 自分より早く帰っている人の働き方を真似る
- 時々でいいので早く帰る日を作って周りに認識させる
- 早く帰る理由を聞かれたら「家庭や家族を理由にする」
私の以前の職場は、22時過ぎまでの勤務が常態化していました。でも、毎日18時過ぎに帰っている同僚がいたので彼を観察してみました。彼は仕事の手を抜いているわけではなく、割り切って仕事をしていて、不必要な仕事はやんわりと回避していました。
私は彼を見習って、時々は早く退社するように意識したことで、周りの人間に私が定時すぎには退社している日があることを認識させることに成功しました。
転職活動を在職中に行うのがベスト
利点 | 詳細 |
---|---|
安定した収入 | 仕事を続けることで、経済的な安心感を得られ、貯金の使用リスクが低下。 |
職歴のブランク回避 | 長期のブランクは転職時に不利。在職中の活動でブランクを防ぐ。 |
焦らない転職活動 | 理想の仕事がすぐに見つからなくても、現職を続けることで余裕を持って活動できる。 |
転職活動は在職中バレずにする方法が気になる方は【転職活動は在職中が安全】バレずに転職活動をする具体的な方法も参考にしてください。
原因3:給料が安すぎて貯金がないので会社を辞めて転職活動なんてムリ
対処法
パワハラなどで精神的に耐えられない場合や給料の未払いなどの問題がある場合は、仕方ないケースもあると思いますが、仕事をやめたいけどお金が心配なら、転職先が見つかるまで今の仕事を続けるのがベストです。
給料が低すぎて転職を迷っている人向け対処法
ステップ | 詳細 | 利点・結果 | 注意点・提案 |
---|---|---|---|
1. 現職続行の転職活動 | 現在の仕事を継続しながら新しい仕事を探す | 安定収入維持、キャリアブランク回避 | キャリアの空白はネガティブ要因に |
2. 副業・アルバイト | 追加での収入源を見つける | 収入と貯蓄増加、経済的ストレス軽減 | – |
3. 転職サポート | 専門的な転職支援を受ける | スキル・経験を活かし効率的に求人探し | – |
4. 退職金活用 | 退職時に受け取る金額を計画的に使う | 転職準備期間中の経済的サポート | 資金を適切に活用する |
この表を参考に、自分の状況に合わせて適切なステップを選び、転職活動を進めましょう!
原因4:転職したいけどスキルがない
対処法
今すぐに会社を辞めなくても大丈夫なら、スキルアップして自信をつけてから転職した方が、より良い条件が獲得できます。
オンライン講座・セミナーで学ぶ
Udemyなどのオンラインプラットフォームでは、ビジネススキルからプログラミング、デザインまで幅広いジャンルの講座が用意されています。例えば、Exceのl実践講座やデジタルマーケティングなど、即戦力となるスキルを手に入れることができます。
オンライン講座で転職に有利のスキルを習得
- おすすめの学び方
- Udemyなどで、専門家から直接学ぶ
Webセミナーでのリアルタイムな情報収集
YouTubeやPodcastでのカジュアルな学び
- 学びのポイント
- 【コスト】予算に合わせて無料から有料まで選択
【質】評価やレビューを元に、高品質な講座を選択
【ペース】自分のライフスタイルに合わせて学べる
独学で書籍で自分の専門性を高める
独学の魅力は、自分のペースで深く学ぶことができる点です。オンラインの情報だけでなく、書籍も独学の大きな味方です。Amazonや楽天ブックスでランキング上位の書籍や、専門家が推薦する書籍を手にとり、深く学んでみることをおすすめします。専門性の高い書籍は、実際の業務にも役立つ知識が詰まっています。
- 学びのポイン
- 【方法】専門書やオンライン記事、さらには実践を通して学ぶ
【継続】目標を明確にし、日々の学びの時間を確保 - リソースの活用
- プログラミング:「Python 実践入門」
デザイン:「デザイン思考の基礎」
マーケティング:「最新マーケティング戦略」
原因5:自分の年齢だと転職するのはきっと厳しい
対処法
年齢が原因で転職活動が出来ていない人も、どういうポジションがあるのか常に転職市場を見ておきましょう。
私は今も採用担当の責任者として採用活動も行っています。若くて将来性のある方の採用も行っていますが、50代の方を3名面接し1名の方を採用しました。経験値やスキルが高い方の採用は企業側としてもメリットが大きいので今後も継続します。
- 自身のキャリアの洗い出し
- 重要なのは、持っているスキルや経験
自身のキャリアの可能性を再確認・拡大
- 年齢の活用方法
- 長年の経験や知識は”経験の宝庫”として評価
その経験を活かす方法を見つけることが重要
例: メンターやコンサルタントとして、または新業界への参入
成功例
50代からのキャリアチェンジする人は増加中です。経験やスキルを適切にアピールし、新しい学びを楽しむことが成功の秘訣なので、前向きに色んなことにチャレンジしましょう。
私の知り合いで50代になって2回転職した人がいます。彼に成功の秘訣を聞いたところ面白い回答がきました。「企業側にも都合があるから、断られるのが当たり前だと思ってやっている。10回ぐらい応募すると1回は面接になるので、それでいいかな」と語っていました。
項目 | 詳細 |
誤解 | 年齢が転職の障壁 |
スキルの再評価 | 自分の価値はスキルだけでなく経験値も高評価を受けられる |
成功例 | 50代からのキャリアチェンジ者が増加。適切なアピールと継続的な学びが重要 |
転職の可能な年齢が気になる方は【転職は何歳まで?】20代・30代・40代・50代の年代別に最適な転職戦略を解説も参考にしてください。
仕事を辞める前にできること

仕事を辞める前に、転職活動の準備や退職後の生活設計など、やるべきことはたくさんあります。ひとつひとつ丁寧に進めていきましょう。
転職活動の準備をする
転職活動を成功させるためには、事前の準備が大切です。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 履歴書や職務経歴書を作成・ブラッシュアップする
- 面接対策をする
- 転職先の選定をする
履歴書や職務経歴書は、転職活動の第一印象を決める重要な書類です。しっかりと作成・ブラッシュアップして、自分のスキルや経験をアピールしましょう。
面接対策も、転職活動を成功させるためには欠かせません。面接でよく聞かれる質問を事前に調べて、回答を用意しておきましょう。また、面接の練習もしておくと、本番で落ち着いて話せるようになります。
転職先を選ぶ際には、自分の希望や条件に合った会社を慎重に選びましょう。会社の規模や業種、待遇、福利厚生など、さまざまな条件を比較検討して、納得できる会社を見つけましょう。
退職後の生活設計を考える
もし転職先を決めずに退職する場合は、仕事を辞めた後の生活設計も、しっかりと考えておく必要があります。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 生活費を計算する
- 貯蓄や資産運用の計画を立てる
- 転職先が決まるまでの生活費の確保を考える
仕事を辞めた後も生活できるように、生活費を計算して、貯蓄や資産運用の計画を立てましょう。また、転職先が決まるまでの生活費の確保も忘れずに考えましょう。
仕事を辞めるタイミング

最適な退職タイミングには大きく分けて2つのパターンがあります。次の仕事が決まってから退職する場合と、退職金を活用して転職準備に注力する場合です。それぞれ一長一短があるので、自分の状況に合わせて判断しましょう。
王道は転職先が決まってから辞める
可能であれば仕事を続けながら転職先を探す方がリスクが低いので、仕事を辞めずに転職活動をするデメリットもふまえて転職活動をしましょう。転職先が決まってから辞めるメリットとデメリットは以下の通り。
メリット
・収入が途絶えるリスクがない
・退職後の生活設計が立てやすい
デメリット
・転職活動に時間がかかる可能性がある
・転職先の入社時期が決まらない可能性がある
次の職が決まっていれば安定感が得られます。ただし入社のタイミングにずれが出るケースもあるので気をつけましょう。
仕事を辞めるべきタイミング
突然の決断は後悔の元!
仕事を辞めるタイミングで考量すべき要素
有給休暇やボーナスの支給日が近いかどうか
会社の業績や自分の評価が下がっている時
上司の給料が何となく分かり、自分の将来に落胆した時
よくある失敗例は、評価が低いので大したボーナスも見込めず仕事を辞めるパターンです。転職先をよく調べず、それほど興味がある仕事でもないのに、今の会社を辞めてしまうと必ず後悔します。
しかも辞めるタイミングをミスり、ボーナスをもらわず、有給休暇を取らないで退職。次の会社でもすぐには有給もとれずがっかりすることになります。
転職先を決めずに仕事を辞めるリスク
20代の人に限らず、転職先も決めずスキル習得のために専門学校で勉強するわけでもないのに、あまり先のことを考えずにとりあえず仕事を辞める人がいます。
以下のリスクがあるこをまず理解しましょう。
- 毎月の給与がなくなり経済的な不安が増大
- 新しい仕事を探す間、スキルが鈍る可能性
- 長いブランクが生じることで、再就職が難しくなる
私の知人は、仕事のストレスから勢いで辞めました。
しかし、転職先が決まらないまま数ヶ月が経過。
経済的な不安や自己肯定感が低下し、生活のために気が進まない転職。
私の友人のように、感情的な判断は後悔の原因となるので、しっかりメリット・デメリットを考えて行動することが肝心です。
今の会社がどうしても無理なら退職して転職活動するのもあり

私は今も企業側として採用活動をしていますが、候補者の中には前職の職場環境が耐えられなくて退職したという人もいます。何も仕事をしないで、自分のキャリアを見つめなおしてから転職活動を始めた、という候補者と面談して採用したこともあります。
自身のキャリアの中で、一度退職してキャリアを考えてみたり、自身の心と体の健康、また新しい挑戦への準備として非常に有効です。しかし、そのメリットとデメリットを正しく理解することが必要です。
転職活動のために仕事を辞めるメリットとデメリット
メリット
①転職活動の時間が取れる
・日中の面接や企業からの連絡への迅速な対応が可能
・在職中の転職活動は転職エージェントの利用が有効
②キャリアチェンジのための準備
・未経験業界への転職を検討する場合、必要な知識や技術の習得ができる
・資格取得やスクール通学の時間を確保できる
③精神的なストレスの解放:
・現職の激務やノルマからの解放
・心身の健康を回復し、転職活動に最良の状態で臨むことが可能
デメリット
①無職期間の評価
・3ヶ月以上のブランクは企業からの評価が下がる可能性がある
・無職期間の理由の説明が求められることも
②経済的な不安
・収入がなくなるので貯金を使う必要が出てくる
・転職活動の平均期間は2~3ヶ月だが、それ以上長引くことも
③転職活動の焦り
・転職活動が難航すると希望条件を妥協してしまうことがある
・焦って選んだ転職先で入社後に後悔するリスク
転職を検討する際には、上記のメリットとデメリットを十分に考慮し、計画的に転職活動を進めましょう。
まとめ
・「仕事をやめたいけど次がない」というのは思い込みのことが多い。
・心の中で会社をいつまでに辞めると決めると、気持ちは楽になる。
・精神的に耐えられなくて会社を辞めるのは仕方がないけど、リスクを事前に確認する。
・50代でも転職活動は成功させることができる。